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冷たいお水しみてませんか？

冷たいお水しみてませんか？

最近急に暖かくなり、冷たい飲み物やアイスが欲しくなる季節になってきました🌻🍨

 

特にむし歯になっているわけでもないのに冷たい水を飲んだり、うがいをしたりした時にしみたり「ピリッ」とするような状態を知覚過敏といいます！

 

他にも歯磨き、甘いもの、果物などで痛む時もあります。

日本人の4人に1人が知覚過敏を経験していると言われています。

 

〈なぜ歯がしみるのでしょうか？〉

 

知覚過敏は、正式には象牙質知覚過敏症と呼ばれています。歯の頭の部分は非常に硬いエナメル質で覆われ、次に象牙質、そしてその中に神経（歯髄）が通っています。

 

ところが、根っこ（歯根）の表面にはエナメル質がないため、歯根が歯ぐきから露出すると、象牙質にある象牙細管と呼ばれる無数の小さな穴を通って、刺が歯髄まで伝わってしみるのです。

冷たいお水しみてませんか？

〈原因を解決するには・・・〉

 

まず、歯周病に対する治療が必要？

咬み合わせの治療が必要？

ブラッシングの方法を見直すことが必要？

 

など全体的な問題として考えて詳しく調べる診査・診断が必要です。

 

症状が強くなってくる場合（熱いものがしみる、噛んだ時に痛む、何もしなくても痛むなど）には、歯の神経を取らないと痛みが治まらないケースもあります。

また、しみる程度が和らぐのに時間がかかる場合もあります。

 

〈ひとつでもチェックがあれば要注意！！〉

 

☑️歯ブラシの毛がすぐに開いてしまう

 

力強くみがくと歯と歯ぐきがすり減って象牙質が露出します。

 

☑️歯をみがくと歯がしみる

 

歯ブラシの毛先が露出した象牙質にあたり、刺が伝わる可能性があります。

 

☑️冷たいものを飲む（食べる）と歯がしみる

 

象牙細管が露出していて、冷たさが刺激として伝わっている可能性があります。

 

☑️歯ぐきがやせてきた気がする

 

歯ぐきが下がってきていると象牙質が露出し、象牙細管がむき出しになります。

 

☑️歯周病である

 

歯周病は歯ぐきの病気です。

歯ぐきが根の表面からはがれて象牙細管が露出しやすくなります。

 

☑️ストレスを感じることが多い

 

ストレスにより、歯をくいしばることで歯に細かなヒビが入ることがあります。

 

☑️噛むと痛みが出るときがある

 

詰め物やカブセが入っている歯では、歯と詰め物との材質の差がタワミとなって刺激を感じることがあります。

 

☑️歯きしりをする

 

歯ぎしりによって、エナメル質が細かく損傷し、象牙質が露出する場合もあります。

 

☑️最近ホワイトニングをした

 

ホワイトニングをすると一時的にエナメル質が損傷して、象牙質が露出することがあります。

 

知覚過敏の治療は、軽度から重度まで段階を追って行われます。


自己流の歯みがきや、歯みがき剤が間違っている危険性もあります。


なお、歯ぎしりやくいしばりがある方は、それが知覚過敏と関連しているかも知れません。

 

必要に応じて歯ぎしり防止のナイトガードなども使用します。「しみる」と思ったら、お気軽にご相談ください☺️✨