訪問歯科について🪥🦷
訪問歯科について
歯医者さんが自宅へ伺います!
開院して37年を迎え、当院に昔から通って下さっている患者さまの中にも高齢になり「1人では通えなくなった」「寝たきりになってるんだけど、診に来てもらえないかな?」というお声をいただくようになり、以前より訪問歯科診療をさせていただいています。
●どういった人が利用できるの?
歯科医院への「通院が困難の方」が対象です。
●どんな治療してもらえるの?
当院で1番ニーズが多いのは口腔ケアです。
その他にも簡単な虫歯の治療や入れ歯の調整といったご相談をよく受けます。
ご家族や介護士さんの歯磨きでは、お口をきれいにするのはなかなか難しく、プラーク(歯垢)や歯石が溜まり、そこから歯周病になっている方も非常に多いです。
これらは歯科衛生士による専門的口腔ケアで改善することができます。
●プロのケアはいいことだらけ!
・誤嚥性肺炎のリスクが減る!
誤嚥性肺炎は食べ物や唾液に含まれた、細菌が誤って気管に入り、肺で繁殖することで起こります。
口腔ケアでプラークや、歯石をきれいにすると、お口の中の細菌が減るため、唾液が肺に入って誤嚥性肺炎を起こす可能性が少なくなります。
体力の低下している方ほど肺炎などの感染症を起こしやすいので、口腔ケアはより大切といえます。
・お口の臭いが減る!
口臭は、お口の中に溜まった食べかすやプラーク、歯石が主な原因です。
歯がない方でも、舌や歯ぐき、頬や口蓋の粘膜に微生物が繁殖しますし、入れ歯にもプラークがつきます。
また、歯周病菌はつよい匂いを出すので、歯周病も臭いの元です。
歯周病の治療と口腔ケアを受ければ、口臭は劇的に減ります。
患者さんは快適ですし、介護をされるご家族にも嬉しいですね。
●訪問診療の流れ
1.依頼
歯科医院に訪問の依頼をしていただきます。
患者さんのお名前や住所、お困り事の内容、持病や処方薬、感染症の有無、訪問希望日などを教えてください。
ケアマネさんがいらっしゃる場合は、ケアマネさんの連絡先もお伺いします。
2.訪問
基本的に車で訪問します。
最初の訪問では、歯科医師と歯科衛生士が一緒にお伺いします。
3.お困り事の確認
患者さんがお話しするのが難しい場合は、ご家族やケアマネージャーからお聞きしてから患者さんに確認します。
4.お口の状態の検査
お口の中の状態をチェックします。
検査や治療はベッドに寝たまま、車椅子に座ったままでも可能です。
5.説明と相談
検査の結果を説明し、その後の対応を相談します。
患者さんの健康状態やご都合を考慮して治療計画を立てます。
ここまでを1回の訪問として、治療は後日行うこともあります。
6.治療
了解いただいた方針に基づいて、具体的な治療や口腔ケアを始めます。
患者さんの体調に合わせて進めます。
7.定期的な受診へ。
治療が済んだら、その後も定期的に訪問診療を利用して、検診や口腔ケアを通じて快適に過ごしていただけるようにします。
●訪問診療は保険適用です。
訪問診療では、医療保険のほか介護保険を使う場合もあります。
訪問診療は、主治医やケア、マネージャー、他の介護職と患者さんの情報を共有した上で、連携しながら診療に当たります。
詳しい事はスタッフまでお尋ねください。
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